お久しぶりですこんにちは。…まあ、このサイト見てくれてる人いませんが。
長らく色々思い詰めていて一言も発せずにいましたが、本当にきっと今度こそ…と思い頑張って復活します。 ただし時間の制約があるので、間に合わなければそれですべて終わりですが。…まあそんな残念な事を考えるのはやめよう。
このサイトの「Links to Works」と「Introduction 2」を読んでくれたら伝わってくれると思いますが、本当に、一人で背負うには重くてですね… 色々な状況もよろしくない方に進んでしまい、もう立っているのもままならないくらい人生にめまいがしていますが…でも———
でもこの夏の間に(もう4か月以上前になりますが)、まだ知らぬ素晴らしいものに出会ってしまって、それだけを心の支えに生きてました。 もう行き着いたと思っていた尊氏直義研究に、まだたどり着いていない果てがあったなんて…という驚きと、ここに来る為にこれまでがあったんだという氷解で、まさに浄土を見た心地でした。
詳しく旅日記を...というのは諦めて簡単にお話ししますと、この夏にコロナが爆発する寸前、7月に初めて 足利の地 を訪れました。
というか、尊氏大好き・直義命 の私が栃木県足利市に行った事ないとか不忠の臣にも程があって我ながら冗談もほどほどにしたいですが、まあその、室町界隈のメジャー認識として「尊氏直義は生まれ育ち的に下野国足利荘にはあまり関係がない…たぶん行った事も一度も無い…」っていうのがあるじゃないですか。
なのでアホな私は鎌倉とかばかり行って、足利市は「いつか行きたいな~」くらいのノーマークもいいとこだったのですが(本当にすみませんm(_ _)m )、しかし、しかしですね、行ってみて初めて現実を叩き付けられました。もう衝撃的すぎて。
そうつまり…
尊氏と直義の原点は、下野国足利!!
間違えないです。 もちろん、実際に生まれたのは鎌倉の可能性が最も高いと思いますがそんな次元の話じゃなく、将軍尊氏&直義 が生まれた理由が「足利」にある、という意味です。 二人の両親・足利貞氏さんと上杉清子ママは、何かと理由をつけて二人を足利に行かせてますよ。これまた間違えない。
という訳で、以来ずっと足利の事ばかり考えていました。 何年振りかにちゃんと絵を描こうとリハビリから始め、樺崎寺の本を買い、国会図書館に法界寺跡発掘調査関連資料をコピーしに行って1500円吸い取られてもめげず、無料なのを良い事に運慶作・足利義兼さん願主のあの「大日如来坐像」@半蔵門に何度も会いに行き、この夏に機種変した iPhoneSE の赤を「赤御堂様」と呼んで自分のケータイを崇めたりなどしておりました。(※赤御堂殿(あかみどうどの)=樺崎八幡宮に鎮座まします足利義兼さんのこと)
とにかく、何とか再起して、声を出して、この10年ないし7年の間に私が知ったすべてを伝えなくちゃな…と思います。 どうか、届くべき人達に届いて下さい。
とりあえず、気付いたらもう7枚も絵を描いていたので少しずつUPしますね。
まずは足利義兼さん。 義兼さまは現在の「樺崎八幡宮」の本殿の下あたりに生き入定し、樺崎の地に神様として鎮座まします訳ですが、ある理由により片目を閉じておられます。
リハビリ2-3枚目なのでこんなもので許して。これでも何度も修正しました。
なお、参考画像は義兼さんの自作(自画像)との寺伝がある鑁阿寺所蔵の足利義兼像です。
※引用【『足利尊氏―その生涯とゆかりの名宝―』(栃木県立博物館)2012】…の84ページ
これは生前の御姿なので両目を開いておりますが。 というか、この義兼さんの団扇「魔を払い福を呼ぶ」とか触れ込んで鑁阿寺とか樺崎八幡宮とか太平記館で売ってくれ。ミニチュアなの欲しい。
もう一枚。 片目を閉じている…ということは、両目が覚醒したらすごい事になるよねっっ、やばいよね、すごいヤバそうだよねっっっ…って思って描いた図「赤御堂殿覚醒バージョン」。 これでリハビリ4枚目、すごい頑張った。
「鎮守開眼」(ちんじゅかいげん)とか、我ながらすごい四字熟語思い付いたよ!やばいよ!!なんか始まってしまうよ!! 足利伝説始動、的な何か。
(※開眼…「かいがん」だと単に「眼を開く」ことですが、「かいげん」だと仏教的な意味になり「仏像に魂を込める」or「仏教の真理を悟る」こと。)
色んなバージョン作りました。お気に召されたバージョンございましたら嬉しいです。(ちょっと背景が炎を連想させるのは良くないかな…と思い、とりあえず色味は調整してみましたm(_ _)m )
以上、8月に描いてずっと一人で眺めてた絵。私の義兼さん愛が存分に伝わったかと思います。 …あ、いやそんな事はどうでもよくて、重要なのは足利義兼さんの秘めたる潜在力が どれだけとんでもないか、って事です。(※図録の写真以外はクリックで拡大します。)
義兼さまと尊氏さん、それゆえ尊氏さんと足利の地が、私の中で繋がった日から4か月間、色々と夢を膨らませておりました。 どんなに頑張っても1か月くらいしか時間ありませんが、届くと信じて声を出していこうと思います。
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