初代将軍 足利尊氏 と、明応世代のヒーロー 畠山尚順 は戦い方が似てる。

※畠山尚順(はたけやま ひさのぶ)は、室町中後期の『明応の政変』時期に活躍するスーパーHERO。 『応仁の乱』の一方の主役 畠山政長の嫡男。(…つまり生まれながらにして王子、かつ史実で「甚だ美麗」と言われる超美少年、でも波乱の修羅人生を送るっていう。) スペックは畠山義就畠山政長を足して2で割るの忘れた値。 主君である将軍 足利義材(または義尹、義稙)に人生丸ごと捧げてるレベルの絶対忠誠マン。 ただし今のとこ日本中世研究史上さっぱり見捨てられてる、というか評価どん底。 近年、畠山尚順のやばさに気付いた草の根研究員たちが、やつの名誉回復の為ネットの片隅で頑張ってるところ。

状況掌握力・先読み能力があり過ぎな人知を超えたスペックのこの二人は、その人生も壮絶にドラマチック。

以下、Twitter投稿分です。

 

 

 

それでは続けて参考に、畠山尚順の驚異の頭脳戦の話です↓

(※ブログ「☆☆Happy Birthday 尚順!!(旧暦編)」(←コメントも)と、「お知らせ2つと伊勢の事」(の前半)がより詳しい関連記事になってます。)

 

(↑これに続く179さんのツイート2つもご覧ください→

 

 

↓次の日の続き。

 

 

(↑ちなみに、この辺は「大日本史料」の 未刊行部分 なので、刊行される時にはきっと修正されて「細川澄元、畠山尚順のブラフに騙されて了んぬ」って注釈が付けられると思うたぶん。)

 

以上、Twitterよりまとめ。

非常に細かい話で訳分からなくてすみませんが、このレベルのアクロバットな戦略・真相が、実は初代将軍 足利尊氏 に関するいくつかの大戦闘で眠ってます(特に『観応の擾乱』期のもので)。 この畠山尚順の例くらい史料を読み込むと出てくる、ってことを伝えたくて長々とTwitter引用しました。

私の2つの事績ブログでは、尊氏が 先読み能力持ち って事を以前から繰り返し語っているものの(※「先読み」で検索すると色々出ます)、史料に基づいた上記のような解説は未だ出来ていなくて無念至極…ですがとにかく想像を超えたコンテンツです、足利尊氏 という将軍は!

つまり、尊氏と畠山尚順は異次元の天才主人公。もうゲームか映画かアニメでしか表現不可能。

 

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